2月22日 北朝鮮に詳しい韓国の
世宗研究所統一戦略研究室長
鄭成長によって

北朝鮮の軍総参謀長だった
李永吉氏が今月初めに粛清(処刑)
されたことに関し、この背景が
明らかにされました。

軍総参謀長解任 (粛清された軍総参謀長 李永吉氏)

ここでは、明らかにされた
粛清の背景やその後の状況に
ついて説明します。



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粛清された背景とは


昨年、金第1書記が平壌の高級
マンションが集まる地区を視察
した際、

新築マンション分譲状況を尋ねた
ところ多数の軍人が購入しており

購入者全体の60%に達していた
ことが判明しました。


この状況をおかしいと感じた
金正恩第1書記は

昨年9月以降に指示し、
軍幹部の腐敗に関して大々的な
調査を行ったようです。


その結果として、

李永吉氏が分派行為を行って
いることが分かり、今回の
粛清に繋がったようです。


李永吉氏の粛清は、
北朝鮮の秘密警察である
国家安全保衛部の金元弘部長
が主導した模様です。





李永吉氏 粛清のその後は


この粛清(処刑)のあと、
北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀長には
李明秀(リ・ミョンス)氏(82)が
就任しました。


李明秀氏とは、警察トップの
人民保安部長を務めたことも
ある重要人物です。


北朝鮮の国営メディアが
金正恩第1書記による軍事訓練視察
の随行者として総参謀長の肩書で
伝えたことから、
この就任が判明しました。


一方で、
李永吉総参謀長が粛清されたと
いう情報が出た直後に、

韓国の朴大統領は
開城工業団地の操業停止を
決定したようです。


さらに、
北朝鮮が海外で外貨獲得のため
展開している

「北朝鮮レストラン」に対し、

韓国人がこのレストランに訪れ
ないよう自粛勧告を出しました。


その裏には、
金正恩体制を揺さぶる目的や
朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内部
からの金正恩氏への不満を煽る
ことも含まれているようです。


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韓国の揺さぶりに対する北朝鮮の現実


この韓国からの
開城工業団地の操業停止を受けて

北朝鮮住民の不満の矛先が
金正恩体制へ向かっている
ようです。


不満とは、
経済的な損失だけでなく、

北朝鮮住民にとって
開城工業団地が韓国の様々な
モノを流通させる入り口だった
ことににあります。


北朝鮮労働者にとって、
韓国製チョコパイや即席麺が
支給され、
たいへん好評だったようです。


これらは北朝鮮全土で
人気商品となる位の状況で

北朝鮮の一般市民が
韓国にあこがれを抱いて
いた一要素になっています。


これらの韓国物資の入り口が
閉鎖されたことで、

金正恩体制は、開城工業団地で
得られる外貨を失っただけでなく、

国民から大きな失望や不満の
原因を作ってしまったようです。


軍総参謀長の粛清や
弾道ミサイル発射など、今後

北朝鮮がどのように変わって
いくのか、北朝鮮の最新事情
から目が離せませんね。
 

新しい情報が入りましたら
この記事を更新したいと思います。
 

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