北朝鮮は国際社会の反対を押し
切り、2016年2月7日に事実上の
長距離弾道ミサイルを発射しま
した。


北朝鮮は過去にもミサイルを
何度も発射しています。

このミサイル発射の真の狙いは
何でしょうか?

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この記事では、2016年2月の北朝鮮
からの長距離弾道ミサイル発射の
真の狙いについて、

そして
金正恩第1書記が何を考えて今年
2016年にミサイルを発射したのか
について説明します。


[北朝鮮ミサイル 2016年] 真の狙いは?


北朝鮮がミサイルを発射した狙いは
一つだけではありません。

当然ながら、いくつかの目的狙い
が絡みあって。2016年の発射へ
繋がっています。

これらの狙いを列挙します。


[北朝鮮ミサイル2016の狙い] ミサイル能力向上を世界にアピール


北朝鮮では外貨獲得のために
ミサイル等の武器を輸出産業に
して国際社会にアピールしたい
狙いがあります。


この北朝鮮の武器輸出国として
の存在価値を高める狙いは、実は
北朝鮮にとって極めて重要な位置
を占めています。

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[北朝鮮ミサイル2016の狙い] 韓国と中国をけん制


今回の2016年のミサイル発射
コースですが、今までの日本海へ
向けたコースと異なるコースへ
打ち上げています。

missile_course (出展:毎日新聞)


北朝鮮から南方向となる東シナ海
へ向けて打ち上げているんです。


この方向は、今まで経済支援を受
けている友好国の中国と、敵国と
みなしている韓国との間の方向です。


更に、敵国の韓国寄りの方向では
なく、中国寄りの方向です。


この狙いは
中国に北朝鮮のミサイルを強く
意識させ、これにより支援国では
ありますが中国へも北朝鮮の武力
によるプレッシャーを与える意味
があります。





[北朝鮮ミサイル2016の狙い] 米韓同盟をけん制


2016年のミサイルは明らかに
事実上の長距離弾道ミサイルと
捉えることができます。

つまり、北朝鮮から長距離に位置
するアメリカ本土へ届くミサイル
を発射できたことになります。


先日の核実験とあわせて考えると

核弾頭をつけた長距離ミサイルを
アメリカ本土へ向けて発射するこ
とが可能になったわけで、

アメリカに対して強く武力を
アピールできるのです。


これは、韓国に対するアメリカの
支援や介入を抑制する狙いが含ま
れています。

beikan


アメリカは2016年2月現在では、
表向き北朝鮮を国家として認めて
おらず、韓国を支援することを
表明していますが、


実際に、北朝鮮と韓国間で戦争が
始まった場合、北朝鮮が後方にい
るアメリカを直接攻撃できること
で、ミサイル発射を示唆すること
ができます。


仮にアメリカ自体ではこの北朝鮮
の言動に従わないと思っていたと
しても、

この事態を韓国としてはどう考え
るか、ということです。


つまり、北朝鮮から戦争の引き金
をひかれた際に、アメリカの後方
支援を期待できないかもしれない

ということです。

その結果、韓国が北朝鮮へ強く
対抗できなくなるという狙いです。


[北朝鮮ミサイル2016の狙い] アメリカとの対話を要請


アメリカは1016年現在では、
北朝鮮を国家とは認めておらず、
北朝鮮からの対話の要請を相手
にしていないようです。


これに対し、長距離弾道ミサイル
を持ち、アメリカ本土も狙える
武器があることをアピールする
ことで、

アメリカを対話の席へ引きずり
だす北朝鮮の狙いがあります。

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[北朝鮮ミサイル2016の狙い] 中国へのけん制


中国は今まで北朝鮮へ経済支援
していたのですが、

だからといって、
中国の言いなりになりたくない
のは金正恩第1書記の思い
でしょう。


中国の各種要請に対して態度を
強化し、単に言いなりになるの
でなく、武力により更なる経済
支援を引き出させる狙いもみえ
ています。

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[北朝鮮ミサイル 2016年] 狙いのまとめ


2016年の北朝鮮ミサイル発射に
対し5個の狙いを説明しました。


これらの狙いが複雑に絡み合い
今回2016年2月のミサイル発射
に繋がったものと思われます。


今後も新たな狙いが判明したら
記事を更新していきたいと思い
ます。